運営委員会

委員長

岩田 節子(株式会社マイクロ・テクニカ)

運営委員会の傘下には、知的財産権、統計、広報、他団体との連携に関わる3つの分科会があります。

知財分科会

JIIAは、その設立の理念として画像技術の世界的標準化の推進をすることと定めています。それらの先進的技術は、多くの知財の集合体です。
標準化委員会での活動に於いては、海外の団体AIA,EMVAが主導する技術も含まれており、その知財の内容の検討も必要になります。またJIIA発の新たな技術規格も会員各社の有する知的財産に配慮し、規格決定、運営がなされる必要があります。
当分科会では、国内外の多くの知財に関する情報分析を行いながら、JIIAの標準化活動の方向性を決定しています。

統計分科会

JIIAでは、技術の国際的標準化を推進するだけではなく、日本国内のマシンビジョン市場の規模や傾向、そして今後の予測などを皆様にお伝えすることも重要な活動ととらえています。
日本国内の市場動向・市場規模をより正確に把握するため、機密保持を遵守しつつ、カテゴリ毎の具体的な数値データを収集し、統計冊子として発行しています。

広報分科会

JIIAでは展示会への参加、セミナー開催、標準化規格普及のための出版物発行等も大切な役割です。運営委員会では、これらの支援と実現を推進します。
当分科会では、会員相互のネットワークを構築し、各種の情報を広く発信するためにホームページの管理、運営を行い、業界内外のメディア各社、有識者と協力しながら、公平かつ有益な情報提供、広報活動を行っています。

他団体連携準備部会

JIIAでは世の中におけるIIoT化の流れからConnected Industryに向けた産業界において、他の団体との連携、交流を通じて、JIIA会員が新しいマーケットや技術の情報が得られる場を広げていきたいと考え、2021年度より、他団体連携準部部会を創設致しました。
日本国内の産業界、とくにMachine Visionのニーズがあると思われる団体を調査、分析し、どの団体と連携を深めていくべきかを探り、JIIA会員にとって新しい交流の場を提供できることを目指します。